強さと美しさを感じさせる凛とした佇まい
生み出したのは、鹿児島の大地、水、そして光
「志き美」(樒:しきみ・しきび)のふるさとは、鹿児島県志布志(しぶし)市。本土の半分がシラス土壌でありながら、全国有数の農業県である鹿児島の東に位置する、自然豊かな地域です。その豊かな自然の水と風、陽光を受けて育った「志き美」は、葉がみずみずしく、日持ちも良いため、外国産と比べて品質がとても良いと好評をいただいています。仏壇やお墓に供えられる樒は、榊と同じく多くの輸入品が市場に出回っていますが、国産品は緑の濃さや艶に明らかな違いがあります。周りが山に囲まれた気候がおだやかな環境で、大切に育てられた私たちの「志き美」。ぜひ手に取ってその美しさをお確かめください。
土地の名を冠した「志き美」
その名前に込められた私たちの想い
志布市の地名の由来は、天智天皇遷幸の伝説まで遡ります。天皇に布を献上した妻女の想いにならい、召使いの女性もまた布を献上した折、天皇は大変感激をされました。その時「上下より布を志す誠に、これは上下の志布志である」と言われ、その一帯を全て「志布志」と呼ぶようになったと伝えられています。仏様にお供えするものだからこそ、誠の志を込めてお供えいただきたい。そのためにできるだけ美しい姿でお届けしたい。そんな想いを込めて「志き美」は名付けられました。古葉を丁寧に手で取り除き、できるだけ美しい荷姿で長く日持ちするよう、私たちも想いを込めてお届けします。